2019年12月25日水曜日

Mery X'mas!!!

 今日はクリスマス。北星学園大学に赴任してきて19回目のクリスマスなんだけど、今年は初めて実家のある神戸でクリスマスを迎えている。というわけで、19年ぶりの雪のないクリスマスだな。札幌ではホワイトクリスマスが常識なんだけど、こちら神戸ではホワイトになることはまずなく、どちらかというとクリスマスカラーの赤と緑が街にあふれている感じかな。

 神戸の街は25年前の1月に大きな地震に見舞われた。いわゆる阪神淡路大震災なんだけど、復興を願ってその年の12月からルミナリエが始まり今も続いている。今は日本の至るところで行われている電飾イルミネーションのはしりとなったもので、350万人以上の人が観に来るそうだ。今年のルミナリエは12月15日で終わったので、観ることができなかったのだけれど来年は久しぶりに観てみたいものだな。もし12月の前半に関西に行くことがあれば、是非ルミナリエも観てきて下さい。ルミナリエは観れなかったのだけれど、あるショッピング施設でなかなかおしゃれなクリスマスツリーを発見したので写真を載せておく。


西宮という街のガーデンズというモールね。雪のない関西だから雪だるまが新鮮なのかな。
 
札幌にもあるけど、ファミレスのロイヤルホスト。千歳にあるロイホに入ったら、北星の学生がアルバイトをしていて、しかもボクの授業を数多く履修している学生だったので、お互い気恥ずかしい思いをしたんだけど、こちらでは流石に知った顔には合わないので、実家近くのロイホに奥さんと行ってみた。今だけなのかもしれないけど、焼きリンゴと紅茶シフォンケーキがとても美味だったので、写真をアップしておく。塩キャラメルアイスもアクセントとして効いていてなかなか美味でおすすめ!
 
 
食べかけで申し訳ない。塩キャラメルアイスはすでに胃の中へ………
 
 
 
 
 

2019年12月21日土曜日

年の瀬に思う「ワンチーム」

 なんだかんだで、12月もクリスマス近くになってきてしまった!大学も、年内の授業は来週の月・火を残すだけとなった。今年も残すところわずかとなりましたが、皆さんの2019年はどのような1年だったのでしょうか。

 先日の公募推薦入試、無事に合格発表まで終えたんだけど、やはり依然としてバレー部への入部希望者の噂は聞こえてこない。一般入試に期待するしかないのかもなぁ。もしもこのブログを読んでいる公募推薦合格の高校生バレーボーラーがいたら、ボクのところまで是非連絡して欲しいな。 tajitsuアットマークhokusei.ac.jp 学生生活のことやら色々とアドバイスできるかもしれないよ。

  バレーボールネタがほとんどないので、バレーの次にお気に入りのラグビーネタを少々。ワールドカップで盛り上がったラグビー界だけど、今年の流行語大賞にも選ばれた「ワンチーム」について考えている。チームワークとかチームの結束とかの意味で最近気安く使われているような気がするんだけど、その風潮には少し疑問を感じている。なんでもかんでも「ワンチーム」というフレーズにすることで問題が解決していくかのような誤解を与えているのではなかろうか?ボクが思うに、「ワンチーム」は結果論として使う言葉ではないか、と思っている。簡単に口先だけで「ワンチーム」になれるはずがなく、厳しい練習や時には反目し合ったりケンカもしたりしながら、場合によってはゲームの直前までもめていたとしても、ゲームに勝利することで結果的に「ワンチーム」と言うことができるのではないだろうか。今回のラグビーワールドカップも、ベスト8まで進出しある程度の成績を収めたからこそ、結果論として「ワンチーム」であった、と言えたのだと思う。大変失礼なので、あらかじめ謝っておくけれど、もし今回のJAPANが予選プールで1勝もできずに敗退していたとしたら、これだけ「ワンチーム」がもてはやされただろうか。誤解のないようにして欲しいのだけれど、今回のJAPANは、勝っても負けても「ワンチーム」だったことには変わりはないと思う。ただ、一般人には勝利してこその「ワンチーム」と映ったのではないだろうか?リーチ主将が言いたかったことは、勝てたから「ワンチーム」でもあったのだけれど、仮に負けてもそこまでの苦しいプロセスを共にしたチームだから「ワンチーム」だ、ということではないのかな、と勝手に推測している。
 強豪チームではないけれど、北星学園大学のバレー部にずっとかかわってきて思うことは、勝てばもちろん胸を張って「ワンチーム」なんだけど、負けてもやっぱり「ワンチーム」なんだろうな、と思う。特に4年生が最後の公式戦で、負けても勝っても泣いているような場面に出くわすとね。

 恩着せがましく上から目線で「ワンチームで!」と言われるとなぜだか???と感じてしまうのは年を取ったせいなのかな。仕方ないね、来年は還暦だからね。

2019年12月1日日曜日

12月になりましたねぇ

 北星は出場していないので、他人事のように思っていた第72回秩父宮賜杯全日本バレーボール大学男子選手権大会(ミキプルーンスーパーカレッジバレー2019)も、男子は明日早稲田大学と筑波大学で決勝を行うことになった。北海道勢は、北翔大学さんが鹿児島大学さんとの1回戦に勝利したものの、東海大学札幌校さんと札幌大学さん、北海学園大学さんは1回戦での敗退となった模様ですね。
 バレー部関係のニュースでは、先日指定校入試があったのだけれど、まだ未確認ながら、引退する4年生MBの穴を埋めてくれるかもしれない新入生の入学が決まったらしい。ボクはまだ確認していないし、聞いた話では大学でバレーをするかどうかも未定らしいので、どこまで期待できるのか分からないんだけどね。順調に入部まで来てくれたら良いんだけど。女子部はまだニュースがないんだけど、女子部は例年結構集まるから、今日行われた公募入試や2月の一般入試にも期待したい。
 北海道学連から70周年記念誌の原稿を依頼されていて、今年で北星を定年退職される山口先生に原稿をお願いした。他にも女子部監督の藤田さんやコーチの澤田さんからも情報を集めているところなんだけど、ボクも知らなかった北星バレー部の歴史が少し分かってきて勉強になったよ。
北星バレー部は、大学開学翌年の1962年に創立された。この当時は女子部が強く、大学よりも早く開学していた短大部で女子バレー部があり、1958年と1962年には北海道大学女子選手権大会で優勝していた。その後女子部は、男子部草創期のメンバーである藤田さんが監督となり現在に至っている。女子部はその後1部昇格の機会はなかったものの2部をずっとキープしていた。
 一方男子部は、1989年~1993年まで1部に昇格した。現女子部コーチの澤田さんもその頃もメンバーだった。男子部はその後2部に降格し一時は4部だったんだけど、ちょうどその頃(2008年)にボクが男子バレー部と関わるようになったんだな。その後選手に恵まれて、2011年~2013年に再び1部に昇格することができた。そのときの中心メンバーで攻守の要だったダイスケが今男子バレー部のコーチをしてくれている。男子部はその後2部から3部をうろうろしていたんだけど、2016年あたりからまた選手に恵まれるようになり2018年には再び1部に復帰し現在に至っている。さぁ、来年からは女子部も男子部もどんな絵を描くことになるのだろうか。

  先週末、大阪大学に出張していたんだけど、大学に行く交通機関(モノレール)に乗っていると、万博公園を通るんだよね。若い人は御存知ないかもしれないけど、太陽の塔なんかが有名なんだよ。この太陽の塔、ボクも知らなかったんだけど、前面だけでなく背面にも太陽の絵が描いてあるんだよ、知ってた?モノレールから撮影したのでちょっとぼけているけど、前面の赤い太陽と違って背面はブルーの太陽なんだよね。知らなかったなぁ。
 
 
これは、先日頂いたレトルトカレー。厚岸でとれる牡蠣が大好物なんだけど、そのレトルトカレーのバージョンアップしたものが出たらしくて、ご厚意で頂いた。写真では牡蠣の数が少ないんだけど、それは奥さんと牡蠣をシェアしたためで、本当は大粒の牡蠣が4個ぐらい入っていたんだよ。辛口で牡蠣のエキスと風味が良く効いていて、むっちゃ美味しかった。ありがとうございます!! 
 






2019年11月15日金曜日

新チーム

秋リーグで1部5位となった男子バレー部は、インカレ出場枠の1部上位4位内に至らなかったので、秋リーグをもって現在のチームメンバーでの公式戦は終了することとなった。しばらくのオフを経て、先日新チームの発足ミーティングを行った。というのも、また巡り合わせが悪く、ミーティングの日(先日14日木曜日)からボクは出張に出ている。今回は大阪なのだが、聞くところによると札幌はもうすっかり雪景色らしい。こちら関西はすこし底冷えがするものの雪とは縁遠く、帰ってからの雪かきが今から思いやられるところ。

 女子部も新チームらしいけれど、ほとんどのメンバーが残るようなので、また後日詳細をお伝えする。男子部は4年生のMBが卒業で引退するんだけど、3年生のOH(レフティ)も引退とまではいかないものの後輩に託してみたい的なことを言っていて、今秋の主力メンバーから2名が抜けることになるかもしれない。1,2年生の奮闘を期待するとともに、来年もまた新入生に期待することになりそうだ。北星学園大学は明日が指定校推薦入試、再来週の30日が公募推薦入試となっているが、今のところ高校生バレーボーラーが受験するというニュースは聞いていない。もし、受験する高校生バレーボーラーの人がいたら男女問わずボクまで連絡して欲しいかな。tajitsuアットマークhokusei.ac.jpで。スポーツ推薦のない北星なので、入試に関して特別な計らいなどもってのほかなんだけど、どんな高校生バレーボーラーが受験してくれたか、情報だけは知っていたいのでね。

 来年になれば明らかになると思うけど、ボクは来年以降ますますバレー部にかかわることが難しくなってきそうだな。今年度で60歳になり還暦で、そろそろ人生下り坂の下る用意をしようと思っていたのだけれど、人生はなかなか思うようにはいかないものらしい。本気で監督後継者の育成や人材発掘をはじめなければならないかな。頭の中には予定というか構想はあるんだけど。まぁ、こればかりは縁もあるからね、最良の縁に恵まれることを祈るしかない。期待感を持っていこう!


札幌マルイの7Fにある喫茶コムサのおすすめ フルーツフリュイ あっさりして美味よ!

2019年10月26日土曜日

1部下位リーグ最終日結果

 すでに学連や北星学園大学バレー部のツイッターでご存じのことと思うが、男子バレー部、無事に1部残留となりました。まだ学連からの詳しい成績発表がないけれど、おそらく春季リーグと同じ1部5位となるだろう。最初に多くの応援に感謝申し上げる。ありがとうございました。  

 
第1試合で星槎道都大学さんがフルセットの末、北海道教育大学札幌校さんに敗れたので、北星学園大学は北海道大学さんに勝利すれば文句なし1部残留、負けても得失セット率の関係で1部残留の可能性を残していた。北海道大学さんとの試合結果は3-0でストレート勝ちだったのでなんとか1部残留を果たすことができた。ゲームは、北海道大学さんのエースでOPが怪我のため欠場だったことを差し引いても、選手達は見事にやりきってくれたと思う。この1週間、選手間でなんどもミーティングを重ねたようで、北海道大学さんのローテーションにあわせてこちらのローテーションを工夫してみたり、ブロックの約束ごとを徹底してみたり、サーブの狙い所を決めたり、とにかく北海道大学さんに3-0で勝つために今できることを精一杯やっていたようだった。ボクもこの1週間はできるだけ練習に顔を出していた。OBでコーチ登録をしているダイスケも強力な助っ人要員を引き連れてゲーム練習を設定してくれるなど、やれる限りの最大限の準備をして臨んだ今日のゲームだった。星槎道都大学さんの結果に係わらず、ここまで連敗続きの北海道大学さん相手に3-0で勝つ!というチーム内での強い意識が熟成されていたように思う。コートサイドで見ていて、多分今までで最も選手達の意図を感じたゲームだったように思う。今日ばかりは選手達を褒めてやりたい、と思ったな。ほぼ100%狙っていたとおりのゲームプランができていた。

 4年生で、大学最後のゲームとなる試合を最高の形で締めくくることができたなおと、本当によくチームを支えてくれた!本来はOHをやりたかっただろうけど、チーム事情を理解してくれてMBに専念してくれたことに礼を言うよ。ありがとう!

 それとマネージャー達、この1年間練習からゲームまで支えてくれて、助かったよ。また
我が儘な選手達や監督をよろしく頼みます。

 再度、応援して下さった方々に心より御礼申し上げます。今年度の男子バレー部は、1部ということもあり、なかなか勝ち星を挙げることが難しく、いつも残念な報告ばかりでしたが、それでもいつも暖かく見守り応援してくださっている姿は、我々のはげみでした。これでこのチームでの公式戦は終わり、また新しいメンバーでのチームとなります。どうか引き続き応援のほどよろしくお願い致します。1年間、どうもありがとうございました。


 試合前。全員で気持ちを確かめあう。



  

 



 4年生達と‥


2019年10月20日日曜日

女子部最終結果と残り1試合となった男子部

総合大会の2日目、女子部はまず北海道武蔵女子短期大学さんと対戦し、2-1で勝利した。武蔵さんとは随分以前からお付き合いがあるようで、合同練習もなんどか御世話になっている。短期大学という2年間のスパンの中で、毎年良いチームに仕上げてきているとのことで、すげー!といつも思わされている。2戦目は北海道教育大学旭川校さんとの対戦で、逆に1-2で失ったそうだ。他チームの成績を詳しくおっていないので正確ではないが、おそらく3位になるのではないだろうか。例年、入れ替え戦には上下関係なく、男子部か女子部かあるいは両方がでていることが多かったのだけれど、この秋は入れ替え戦のない秋になるかもしれない。

 男子部は順位決定リーグの2戦目、2部2位の北海道教育大学札幌校さんとのゲームだった。この順位決定リーグまで引退を伸ばした4年生OHがチームの大黒柱で、バックアタックを含め随所で苦しめられたのだけれど、なんとか0-3で勝利することができた。1勝1敗となり、最終順位は来週26日(土 東海大学)の最終日で決まることになる。第2試合で、北海道大学さんが星槎道都大学さんに2-3で勝利したので、今日の時点では、北海道大学さん2勝、星槎道都大学さんと北星が1勝1敗、北海道教育大学札幌校さんが2敗となった。来週のゲームは、11時からの第1試合で星槎道都大学さんと北海道教育大学札幌校さんが対戦し、第2試合で北星が北海道大学さんとゲームをする。今年の春リーグに続き、最後の最後まで分からない展開になるのかもしれない。リーグ戦では、星槎道都大学さんが北海道教育大学さんい2-0で、北海道大学さんが北星に3-0で、それぞれ勝利しているんだけど、さてさて来週はどうなることか。

 今日も応援をありがとうございました。久しぶりの勝利だったので、少し安堵しました。また今週はしっかりと準備をして北大戦に臨みます。選手達のサポートと当日の応援をまたよろしくお願いします。

2019年10月19日土曜日

総合大会初日(女子3部)と順位決定リーグ初日(男子部)

 朝から冷たい雨だったけれど、今日は女子部が3部リーグを、男子部が1部順位リーグを行った。岩見沢でのゲームだったけれど、女子部は旭川医科大学さんに勝ったものの北海道医療大学さんには敗れ1勝1敗だった。女子部は、春リーグから全く新しい1,2,年生のチームになっており、春のレギュラーがかなり抜けてしまったので、勝敗が気になるところだったのだけれど、初日のイーブンはチーム事情を考えると、良しとするべきなのかもな。

 一方男子部は、2部1位の道都星槎大学さんとのゲームだった。北星と違い、身長の高い選手が多く、はまれば怖いチームというイメージを持っていた。実力は伯仲しており、その時その時のコンディションや勝利の女神の気まぐれで勝敗が決まるのではないか、と思うほど手強いチームなんだよね。そんな心配って、あたることが多いんだよね、ボクの場合。1セットを比較的スムーズにとったんだけど(25-19)、2セット目は終始リードされているなか、なんとかデュースに持ち込んだものの最後は決めきれず失う(25-27)。第3セットも、レセプションやスパイクのミスが多く25-22で落としてしまった。あとがない4セット目は、今度は道都星槎大学さんが精彩を欠き25-16で2セットオールの最終セットを迎えることとなった。序盤に流れを作れず、高身長の攻撃陣のサイド攻撃をとめられなくて7-8でチェンジコートし、お互いのブレイクが続く中なんとか同点まで追いつくのだけれど、どうしても抜けきれず、13-13からのサーブミスに続けてOHが決めきれずゲームセットだった。
 流石にゲーム後は、誰一人言葉を発するものがなく、みんな押し黙っていた。重い雰囲気が漂っていたのだけれど、終わったことは仕方がなく、むしろ負けても2セットをとれた、とプラス思考で明日のゲームを迎えたいな。まだ何が起こるか分からないので、明日と来週の残り2試合、真摯に勝負に臨みたいと思っている。もう失うものはないので、開き直って思い切ってやるだけだな。

 男子部のゲーム、今日も応援をありがとうございました。ちょっと尾を引く敗戦でしたが、明日は明日の風が吹くので、明日もう一度立ち上がります!明日も応援をどうぞよろしくお願いします!

 ゲームとは関係ないのだけれど、北海道と札幌市の教員採用試験の最終結果が先日発表になった。バレー部でも過去に何人か教員になっているものがいる(ダイスケコーチもそうだな)んだけれど、今回は女子部4年生の前キャプテンが北海道の特別支援学校で採用になった。現役なので、なかなかたいしたものだ。また昨年卒業した男子部の元野球少年も同じく特別支援学校教員に採用になった。バレー部関係以外でもかなりの人数が現役で合格しており、なかなかの成績を残している北星学園大学だった。高校生バレーボーラーの諸君、将来学校教員になりたいなら北星もおすすめだよ!

2019年10月15日火曜日

秋季リーグ5日目

 昨日の夜は、ちょっとバタバタしていてブログ更新ができませんでした、あしからず。

まずは、昨日の結果から。札幌大学さんと対戦し、スコア的にはまたしても0-3だったんだけど、セットによっては終始リードできる時もあり、この3日間に共通したある種のもどかしさを感じさせるゲームだった。
 1セット目は結構良いペースでゲームを運ぶことができて、ひょっとしたらセットをとれるかな、と思わされたのだけど、やはり札幌大学さんは強かったですね。我々の小手先の工夫だけでは対応しきれなかったかな。2セット目は逆にリードされている場面から追いかける展開で、22点まで積み上げたけれど粘り及ばず、でした。3セット目は中盤以降に連続失点を喫して一方的な展開となってしまった。この連続失点には明確な理由があり、あとで選手達に確認したところ、今日のゲーム内では修正が難しかったそうだ。選手達はボクの懸念をちゃんと意識していたようで、修正は試みたみたいだけれど、まぁ地力の差だったかな?

 ここまでのゲーム、結果は5敗だったのだけれど、セッターでキャプテンが国体やらで不在期間があったこと等を考えれば、ボクは善戦したのではないか、と思っている。例えば、秋リーグが始まるまで、ボクがことあるごとに指摘をしていた連続失点も、5日間のうちでは昨日の札幌大学さんとのゲームとあと2,3回あった位で、結構粘ることができてきたように思うな。1部レベルのバレーに少し慣れてきて適応できてきたようにも思えるよ。技術的根拠としては、レセプションの安定が大きいかな。その意味では唯一残ってくれた4年生のMBの存在が大きい!彼は3年までOHを務めていたので、レセプションやデグが安定していてるのだけれど、今リーグでのセプションやデグは本当に安定していたな。就職も決めているので、安心してバレーに打ち込めるのも大きいのかもしれないけど、実はバレーが大好きなんだろうな。大学でのゲームも残り3試合(来週からの1部下部順位決定リーグ)となったけど、最後まで存在感を発揮して北星バレー部を支えてもらいたいものだ。期待しているぞ、なおと!

 札幌大学さんとのゲーム、またたくさんの応援をありがとうございました。お気遣いにも感謝致します。来週の土日は、教育大学岩見沢校さんでのゲームです。おそらく土曜日が星槎道都大学さん、日曜日が教育大学札幌校さん、翌週土曜日が北海道大学さんになる予定です。教育大学岩見沢校の体育館は縁起の良い体育館(1部昇格を決めた)なので、一暴れしたいものです。どうぞ引き続きの応援をよろしくお願い致します。

2019年10月13日日曜日

秋季リーグ4日目

 昨日に続き、北翔大学でリーグ戦4日目の北海学園大学さんとのゲームだった。
結果は、0-3(30-32、15-25、23-25)で昨日に続きストレート負けだった。点数も試合展開も
まるでデジャブだったな。昨日の北海道大学さんとのゲームもそうだったけど、勝ち味があり
そうな展開になることもあったにも関わらず、ここ一番でどうしても勝ちきれない感じだった。
特に痛感したのは、20点、特に22点あたりからの最後の詰め、最後の3点をどうやって取り切
るか、という課題かな。チーム事情もあり、ブログではなかなか詳細を書けないのだけれど、
今の苦しみが次のステップへつながる、いわゆる産みの苦しみになれば良いかな、と思ってい
る。北星学園大学男子バレー部の歩みはまだまだ続くのだから。

  今日は、ラグビーW杯、日本vsスコットランド戦で盛り上がってしまった。同時刻に並行して
男子ワールドカップのイラン戦も放送されていたのだけれど、ラグビーにチャンネルを合わせて
しまった。こんな風に書くと、にわかラグビーファンのように思われるかもしれないけど、実はボクは高校時代からラグビーウォッチャーだった。高校でのスクールスポーツがラグビーだったせい
もあり、高校、大学、社会人、今のトップリーグと結構年間で何試合か観ているんだよな。ラグビ
ーとバレーはあまり接点がないスポーツのように思われるけど、ボクは共通する部分も多いので
はないか、と思っている。特にラグビー選手が良く口にする「ディシプリン」。日本語では規律と訳されるんだけど、競技のルールではなく、ゲームを進める上でチームとして守るべきルール、という感じかな。例えば、OHがスパイクを打つ際に、ブロックフォローをどこに位置するか、というのはきちんとした約束事があるんだけど、ラリーが続いたりサイドが右へ左へを動くとどうしてもその位置取りが曖昧になったり、本来埋めるべきスペースをカバーできなかったりすることがある。その場合の失点は、1ゲームで何点あるか分からないような点だけど、勝負を左右するかもしれないその1点を防ぐためにディシプリンを決めている筈なんだよな。そのディシプリンを如何に守れるようにするか、が監督としての仕事だと思うんだけど、これがなかなかなんだよなぁ。選手達には申し訳ない、と言う他にはない。明日の札幌大学戦、来週の2部上位校(おそらく北海道教育大学札幌校さんと道都大学さんかな)、22点からのディシプリンだな。

 今日もたくさんの応援をありがとうございました。あしたもよろしくお願い致します。来週の岩見沢ラウンドでは女子部(3部)のゲームもあります。どうぞご予定のほどを。

2019年10月12日土曜日

秋季リーグ3日目

北翔大学で秋季リーグの3日目を迎えた。相手は、北海道大学さん。春の順位決定リーグの結果、北星が5位で北海道大学さんが6位になったんだけど、北海道大学さんには2試合とも勝てなかったので、この秋リーグこそはなんとか勝ちたい、とみんな思っていた。

 結果は0-3でのストレート負けでした。1セット目は、常に2点から3点のリードを許したまま北海道大学さんが24点まで先行したのだけれど、何とか粘ってデュースに持ち込み、一時は26-25とあと1点!までいったんだけど、最後は北海道大学さんのOHの強打に屈した。2セット目は、始終北星がリードしていて一時は22-19だったんだけど、ウィークポイントのローテーションで北海道大学さんのスパイクサーブで崩され連続失点してしまい逆転された。3セット目は、序盤に覇気が感じられずこのままズルズル一方的に押しきられるのか、と思っていたのだけれど、終盤に意地をみせてくれて、23-24まで追い上げたけど、やはり最後は両チームのOHの打ち合いに負けてしまったかな。サーブで崩すというゲームプランは一定の成果も得られたし、チームとしての意図は随所に感じられていたのでちょっと残念だった。この秋リーグ前は、キャプテンが不在のときも多く、ボクもほとんど練習をみることができなかった中で、選手達の意図的な動きが結構見られただけに勝たせたやりたかったな。また、明日以降気持ちを切り替えて臨むしかない。

 今日もたくさんの応援を有り難うございました。常連のように応援に駆けつけてくれている保護者の方々に加え、今日はキャプテンのご両親にもお目にかかることができました。結果が出ていないなかで心苦しいのですが、また明日も引き続きの応援をよろしくお願い致します。明日は、10時から北翔大学で、北海学園大学さんと対戦します。胸を借りるつもりで挑みたい、と思いますのでどうぞよろしくお願い致します。


2019年10月4日金曜日

茨木ゆめ国体成年男子バレーの結果

 9月29日(日)の秋季リーグ、東海大学札幌校さんとのゲーム結果、あげるのが遅くなり申し訳ない。
 北星0(21-25,16-25、12-25)3東海 という結果でした。ボクは出張中だったのでみられなかったのだけれど、結果としてはまぁ順当なところで、来週10月12日(土)からの教育大学岩見沢校さんでのゲームに向けて調整したいところ。

 なんだけど、タイトルのように茨城ゆめ国体のバレーボール競技に、北海道からは成年の部に学連選抜チームが出ていて、本学からかずきがセッターとして帯同していた。10月2日(水)の1回戦で山形県選抜に勝利し、昨日(3日)の準々決勝に進んだのだけれど、東京(FC東京)に敗れ、今日の5-7位決定戦では茨城県(筑波大学)にまけてしまい、最終結果は7位だったそうだ。それでも全国で7位だから、近年では優秀な成績だったようだ。今日には帰ってくるようで、週末からはチームに合流して来週の岩見沢ラウンドに備えることになる。疲れているかもしれないけど、ここはキャプテンとしても踏ん張りどころだな。
 #2がかずき


 北海学園大学の同級生、栗原くんと

2019年9月28日土曜日

秋リーグ開幕!

今日から、北海道大学バレーリーグの1部リーグが開幕した。今回の秋リーグは、国体のスケジュールもあり、変速的になっている。今日と明日2試合を行い、国体をはさんで2週間後の10月12日(土)、13日(日)、14日(月)に残りの3試合、並行して12日、13日には2部リーグ以下も同時開催となる。その次の19日(土)と20日(日)、26日(土)に順位決定戦、27日は2部以下の入替戦かな。

 今日のゲームは北翔大学さん。北翔大学さんは学生選抜に選ばれていた4年生のセッターが怪我をしてしまったことはお伝えしていたと思うけど、流石に北翔大学さんの選手層は厚かったな!我々も初戦の堅さがあったものの、力の差を感じざるを得ない展開だった。ベンチとしては、選手達はベストパフォーマンスとは思えないようにも見えたけど、3セット目は少し落ち着いて自力を出せてきたように思う。0-3での敗戦だったけど、ボクがほとんど練習をみることができていない割にはしっかり練習してきているように思ったな。特に1年生の成長ぶりには感心させられた。またチーム内で最も安定して普段の力を発揮していたのは4年生かな。就活もやりながら合間をみて練習にも参加し、秋リーグにピークを合わせて来るあたりは流石、と思ったな。身体も少し絞れていたようだし、最後の公式戦だし、一暴れしてくれそうだ。

ブログを読んでくれていた方々から、お祝いのコメントを頂いた。ありがたいことである。とても元気な男の子で、義息子が180㎝のがたいのよい元野球少年だったこともあり、標準より大きく育ってきている。身長が高くなりそうなら、バレーをさせろよ!なんて言ってるんだけどね。流石にだれも見たくないだろうから、孫の写真を載せることはないけれど、今電動ゆりかごがあるって知ってました?高齢で出産されたご夫婦から譲っていただいたらしいんだけど、親が抱っこしてゆらしてあやさなくても、ゆりかごが電動で優しく揺らしてくれるので、機嫌良く寝てくれるらしい。便利な世の中になったもんだな。

 明日は第2戦で、東海大学札幌校さんとのゲームなんだけど、残念ながらボクはベンチ入りすることができない。今日のゲーム後、出張で羽田に移動して、今は川崎のホテルにいる。選手やマネからレポートが入るだろうから、明日もブログ更新する予定です。また訪問してみて下さい!

2019年9月16日月曜日

後期のはじまりと秋季リーグ

  連休が終わり、明日から大学も後期が始まる。と同時に月末の28日からは秋季リーグもスタートだ。この夏休み、かずきの学連選抜メンバー入りもあり、できるだけチーム練習をみようと思っていたのだが、いつものごとく慌ただしく日々が過ぎていった。学会とか孫の誕生とか立て続けに色々あったのだけれど、今ひとつ気持ちが盛り上がらないのは体調のせいかもな。実は4月に痛めた右肩が完治せず、かすかな痛みとわずかな引っかかりの残ってしまい、あまり気持ちが乗ってこないのかも。まぁ、そうもいってられないし、ダイスケコーチもまた練習に来てくれるようだから、おいおい行きますよ!

 出張に関西に行くことが連続してあったので、京都のことを少し。みなさんは、織田信長がどこで討ち取られたか、よくご存じのことと思う。明智光秀の謀反にあい、京都の本能寺というお寺に宿泊していたところを夜襲にあい亡くなった。これは有名な話なんだけど、じゃ本能寺ってどこにあるかご存じかな?実は京都の繁華街河原町の近くで、ちょっと北にいった京都市役所の近くなんだよね。街の中なので、写真にあるように記念碑と門構えだけは当時を偲ばせるものだけれど、周辺の外観はマンションあり、商店街あり、のとてもここがそんな歴史的場所とは思えないんだよねぇ。本能寺についての記事は、以前の監督ブログでも書いていたと思うんだけど、今回また本能寺を取り上げたのは、本能寺に並行している寺町という商店街で、お気に入りだったきんつばの店がなくなっていたんだよね!うーん、ちょっとショックだったな。京都の楽しみの一つだったんだけどね。


ハル、いつもコメントありがとな。











































上空から見た神戸空港。手前が空港で、ポートピアランド、神戸市街となっている。このどこかにボクの実家も映っているはずなんだけど。 

2019年9月2日月曜日

9月の始まり

8月末に愛知で行われていた、学連対抗(北海道選抜、東北選抜、北信越選抜、東海選抜、関西選抜、中国選抜、四国選抜、九州選抜)では、6位という結果だったそうだ。詳しくは北海道学連のツイッターに詳しいので参考にされたい。四国選抜と九州選抜に勝利したようだ。本学のかずきがどんな活躍をしたか、はまだ聞いていないけれど、また聞いてみて報告したい。

ちょうど学連対抗の直前24日、25日と北星を会場にある学会があって、ボクはその実行委員長だったので、かずきには申し訳なかったけど、バレーにはほとんど関わることが出来なかった。これから秋リーグにむけて最終仕上げの時期になってくるんだけど、かずきが不在の影響がでないように他の選手達の頑張りに期待したいところだ。

ボクは、兵庫県のある県立高校出身なんだけど、古希を迎えた我々の学年で今度同窓会が開かれることになった。その連絡が行き交う中、ある人からバレー部の後輩でカイロプラクティックの店を営んでいるK君とメール連絡とれるようになった。ボクは大学の頃、自分自身のプレイヤーとしての限界を感じ、母校である高校で男子バレー部のコーチを始めたのだけれど、大学を卒業する最後のコーチの年に入学してきたのがK君だった。手足の長いセッターで、攻撃的な頭の回転の速い選手だった。在学中に腰を痛めたのが一つの契機となり、怪我をしたスポーツ選手を親身になってささえるカイロプラクティックの店を大阪で開いて繁盛しているそうだ。当時のスポーツ界は、少々の体罰は多めに見るような傾向があり、恥ずかしながらボクも選手達に手を上げたこともある(ボクが現役だったころは、良くたたかれたりしたけど)ので、そのことを率直にK君に謝罪した。恨み言でも言われるかな、と覚悟していたのだけれど、K君からはかえってお礼を言われて、K君のことばをかりるなら、優秀なコーチでしたよ、とのことだった。なんとも恥ずかしい思いになったけれど、またの再開を約束したので、ボクの身体を施術してもらぅかな。

2019年8月18日日曜日

学連選抜チーム

 今日(8/18日曜日)、学連選抜チームの練習が午後から東海大学であり、初めて練習を見させてもらった。なかなか都合がつかなかったのだけれど、見に行けて良かった!!

 練習の指揮は、北翔大学男子バレーボール部の南部監督(選抜チームのコーチ)が仕切ってやっておられたが、なによりもスピード感のある練習だったな。以前の北星1部チームの時にも少し取り入れていたことがあるんだけど、実践を意識した切り替えのテンポの速さを求める練習を選抜チームではかなり多く取り入れていて、今の北星でもやらなきゃな、と思い直したところ。帰りにかずきとお茶を飲んだ(かずきは流石にお腹がすいていたらしく、ビーフシチューやカツサンドを食べていた)時に話してみたけれど、かずきも頭では分かっているらしく、必要性は感じていたみたいだったけれど、練習環境(人数の少なさ)により、なかなか出来ないような感じだったな。もっとボクが練習を見てやって少しでも手伝わないと行けないな、と思わされた。9月になったら出張が目白押しなので、今のうちに今週はできるだけ練習に顔を出すようにしたいな。いやー、いろいろ刺激を受けた練習でした!

  かずきとお茶をしている時に、電話があった。娘の嫁ぎ先(関西方面)に行っている奥さんからで、いよいよ長女が入院したらしい。娘の旦那さんもかけつけて病院に詰めているそうだ。奥さんも近くの実家にいったん戻ってから、夜また病院に赴くらしい。今夜から明日がやまばだとか。
 

 そう、ボクは明日にでもおじいさんになるらしい。すでに男の子だと分かっているんだけれど、破水をしたらしく入院になったみたいだ。無事に母子ともに守られることを祈るしかない。せっかくの夏休みだから、ボクも行けば良かったのだけれど、まぁ来週末に北星でイベントがあるので仕方がない。9月になったら出張の合間に初対面の挨拶に行こうかな。

2019年7月31日水曜日

前期終了と秋の予定

 今週月曜日(7/29)に大学の前期の授業が終了した。今は補講期間を経て前期試験期間中であり、バレー部も練習はお休みだ。今年の秋リーグは、国体の関係で例年より早めに開幕する。
9月28日(土)、29日(日)から1部リーグが始まり、国体(10月2日~5日)をはさんで、10月12日(土)~14日(月)と続き、10月19日(土)、20日(日)、10月26日(土)が順位決定リーグとなる。秋季総合大会は10月12日(土)と13日(日)で、当初の予定では開幕シリーズの9月28日(土)、29日(日)は北星が会場になる予定だったのだけれど、都合がつかず東海大学さんでの開幕となる予定。

 秋リーグの開幕が早まったので、チームの仕上がりも早めにしなければならないのだけれど、キャプテンでチーム唯一のセッターであるかずきが5学連対抗の北海道選抜チームに選ばれていて、5学連対抗(8月26日(月)~29日(木):愛知)が終われば本格的なチーム練習を再開し、ボクも練習を見に行くつもりだった。だった、というのは、かずきは国体チームのバックアップ選手にも選ばれていたのだけれど、国体チームのセッターが怪我をしてしまったそうで、急遽かずきを国体チームに招集できないか、と今日打診があったのさ。国体(茨城)は、今年は10月2日(水)~10月5日(土)の予定なんだけど、先日の北海道予選で学連選抜チームはV3所属のSafilva北海道にフルセットの末勝利したので、北海道代表として国体本選に出場することになったんだな。

 日程をみると分かるとおり、チームとしてはキャプテンでセッターのかずきが抜けることはとても痛手なんだけど、本人とも相談して国体チームに送り出すこととした。選手達には後日またボクから説明もするつもりだけど、ここはプラス思考でとらえて、セッターのいないうちに、チームとして懸案事項だった2段とすからの攻撃やレセプションからの切り返し練習に時間を割けることが出来る、と思っている。かずきにとってもチームにとっても良い影響となることを期待している。

 先週から北海道と札幌市の教員採用試験1次試験の結果が発表になっている。この数年、北星学園大学は、現役で採用される人数が増えているんだけど、今年の4年生も結構な合格率だった。といっても、今週末の2次試験が本当の勝負なので、まだ油断はできないのだけれど、今年も期待できるかな?女子部の前キャプテンも1次試験を突破しているので、2次の面接では得意のキャラで勝負してもらいたいな。本人は面接が苦手と言っていたけど、素のままで勝負すれば好ましい結果になると思うよ。応援してるよ!

2019年7月24日水曜日

 大学HPをご覧になった方はすでにご存じかと思う。

 前回のブログで触れた演舞同好会の2年生男子学生が先週末に天国に旅立った。
集中治療室から一般病室に移ったもののいわゆる脳死状態だったらしい。しかし、演舞の
学生達が、自分たちの演舞(よさこい)の映像をスマホで見せる(聞かせる)と、反応がでたら
しく、ご両親は回復を期待されていたと、人づてに聞いていた。その甲斐なく残念な結末に
なってしまった。昨日は、当該学部の教員達や学生達がバスで出身地の富良野まで出向き
別れの式に出席したという。

 一昨年、我が家で一緒に過ごしていたワンを見送った時、家族を失うとはこんなにも切なく
苦しいものなんだ、と思ったことがある。ワンと人間を比べるのは言語道断であることは重々
承知なんだけど、思うにボクが経験したなんとも言えないあの感覚の何十倍もの哀しみや喪
失感と、今ご両親は向き合っておられる。逃げることは許されず、ただ受け止めるしかできな
ず。そんな胸中をおもうと、やりきれない。ボクと彼とは面識がなかったから、まだいくばくか冷
静にかくことが出来ているけど、これがバレー部員だったら、あるいはバレー部のOBだったら
冷静ではいられないだろうな。

 祈るしかない。

2019年7月10日水曜日

あっと言う間の7月・・

 ご無沙汰している。申し訳ない・・

6月26日に、東日本インカレがあったことはお伝えしていたが、実はこのゲーム、ボクはベンチ入り出来なかった。初戦が第4試合で、慶應義塾大学さんとのゲームだったので、午前の早い時間にいったん大学に出向いていたのだが、急な呼び出しがあり、会議と打ち合わせが入ってしまい・・
結局1日大学で拘束されてしまったんだよね。まぁ、色々と言い訳をしているのだけれど、年齢相応の仕事が回ってくるようになるのは仕方のないことで、時間がなくなるとまず最初にバレー部に影響がでてくるんだよな。選手達には本当に申し訳ないことだ。

 東日本インカレ結果
 予選リーグ 対慶應義塾大学 2(25-15 25-8)0
         対桜美林大学 2(25-20 25-11)0   予選リーグ敗退



 あまり話題としては適切ではないんだけど、先日、北星学園大学のあるサークルのメンバーが遠征帰りに交通事故を起こし、車を運転していた学生を含む4人が重軽傷を負ったらしい。昨日の時点で一人は集中治療室だと聞いている。詳細はまだ入っていなくて、今後大学の対応も色々と考えなければならないんだけど、バレー部の監督、顧問としては、大事なバレー部員を預かる身として、背筋がぞっとするようなニュースだった。怪我を負った学生達の一刻も早い回復を祈るとともに、後遺症などなく元気に学生生活に復帰してくれること願うしかない。バレー部も秋リーグは、地方開催となるので、例年レンタカーを借りたり車での移動をすることも少なくない。本当に気をつけなければ・・

2019年6月16日日曜日

福岡でごちそうになる!

 ちょうど1週間前の土曜日に、福岡に呼ばれて出かけていた。夜、食事をごちそうして頂いたのだけれど、これが結構な料理だったので、今回の記事はグルメバージョンで。

 福岡空港は、日本では珍しく街中にある空港で、福岡空港以外だと伊丹空港ぐらいかな。その福岡空港から地下鉄で15分ほどのところに福岡一番の繁華街、天神(てんじん)がある。その天神の東側を那珂川が流れていて、那珂川の中州となるのが福岡の夜の町、中州なんだな。札幌で言えば、すすきのを思い浮かべてもらえれば良い。その中州にある料理屋に連れて行ったもらい、頂いた料理がこれ


 関さばのお造りなんだよな。大分県の佐賀で水揚げされる有名なさばで、同じく関あじとならんで、珍しく刺身で食べることが出来るんだよね。前々から噂には聞いていたので、佐賀にいくチャンスをうかがっていたのだけれど、まさか福岡で頂けるとは思ってもみなくて。あっさりしていながらこりこりとした食感が良く、わさびではなくおろし生姜と醤油で頂くんだな。うまかったよ。ごま醤油であえた器(下の写真だとさばの頭部の上にある器)もあって、これも絶品だったな。

 福岡には、北海道にはない海鮮もおいしいんだけど、意外とスイーツがなかなかのもので、いつも福岡出張に行ったら欠かさずお土産に買って帰るのが、特産のあまおうイチゴをふんだんに使ったどら焼きとわらび餅。実際のものはHPhttps://www.itoking.jp/shohin.htmlをみてもらえれば良いのだけれど、季節にはあまおういちごが丸々1個はいったどら焼きがあり、このどら焼きがまた薄い皮で一つずつ手作りしているんだな。是非おすすめしたい。わらび餅も見た目はそんなに美味しそうに見えないけど、あまおうわらび餅単体で、次に練乳をかけて、最後には練乳ときな粉をまぶして食するという3通りの楽しみ方ができるようになっている。

 当面は福岡に行く機会はないのだけれど、是非また訪れて見たいと思っている。

2019年6月6日木曜日

学連選抜に北星からセレクトされました!

 大学バレーボールは、各地域ごとに学生連盟があり、北星学園大学は当然のことながら北海道学連に所属している。学連には日頃から本当にお世話になっていて、学連員のほとんどは各大学のバレーボール部員であり、基本的に学生たちのボランティアのようなものであるが、試合結果の速報ツイッターなど良くやってくれている。感謝に堪えないのだが、今年の夏に全国の学連から選抜チームを結成し、優勝大会を行うことになったようだ。北海道学連をはじめ、東北学連、北信越学連、関東学連、東海学連、関西学連、中国学連、四国学連、九州学連の全9学連から選手を選抜し、愛知県を舞台に8月26日(月)~29日(木)までの日程で開催される。
 
 国体チーム選抜を兼ねたセレクションの話は、前回の監督ブログでも紹介していたのだが、3名のうち、セッターのかずきが学連選抜チームにノミネートされることになった。他の2人は残念な結果だったし、かずきも国体チームには選ばれなかったのだけれど、学連選抜であっても北星から北海道選抜チームに選ばれるのは、おそらくバレー部史上で初めてのことだと思われる。
 
 かずきは、現チームの主将なんだけれど、182cmの身長以上に手足がながく高さが武器の攻撃的セッターなんだよな。今年の春リーグでは、チーム事情からフォワードローテーションではMBもやらせていて、かずきには負担が重かったと思うのだけれど、結構ブロックも本数を稼いでいて、一時は半分冗談で「ブロック賞とれるんじゃない?」みたいな話も出ていた位だった。その高さが評価されての選抜だったのだけれど、本人も乗り気になってくれたし、チームも唯一のセッターで主将を代表の練習に送り出すことに前向きに同意してくれているので、愛知で一暴れしてきて欲しいものだ。かずきは、昨年の東日本インカレで、国士舘大学さんと対戦したときに、ブロックで小指を脱臼したことがあるんだけど、今回は怪我だけはないように、でも存分に経験を積んできて欲しい、と心から願っている。

  いっちょ、やったれや、かずき!



沖縄で購入した、破顔一笑のシーサー。緊張した時こそ笑え!笑って脳をだますんだ!

2019年6月2日日曜日

学生選抜チームのセレクション

 今日は、東海大学札幌校アリーナで令和元年度北海道学生選抜選考会(男子)があった。事前に1部の監督にはセレクションに参加する選手の推薦が募られており、ボクにも14名の推薦選手を選ぶことができたので、僭越ながら北星から4年生でOH(今シーズンはMB)のなおとと3年生の同じくOHのぞむ、3年生でセッターのかずきを推薦しておいた。セレクションに呼ばれない可能性もあったのだけれど、3人とも呼ばれて本日のセレクションに参加してきたようだった。ようだった、というのもボクも一応選考委員になっていたのだけれど、れいによって出張のため選考会に出ることができなかったので、欠席とさせてもらい、選考は東海大学札幌校の春間監督、北翔大学の南部監督、札幌大学の大方監督および北海学園大学の倉内監督にお願いした次第。
 参加した学生達に感想を聞いてみると、口をそろえて勉強になった、と言っていたな。簡単に聞いてみたんだけど、やはり実際に経験してみることは大きかったようだ。あまり練習に出られていないボクなんだけど、時々練習ではアドバイスというかバレーやプレーに対する考え方を話しているつもりだった。選手達もちゃんと聞いてはいるのだろうけど、今日の感想の中にボクが普段から指摘していることと同じことを学んだ、という感想もあった。選手達がなにを学んできたか、はさておき、、監督として思うのは、ことばでしか伝えることのできない概念を、如何に一過性のものにせずリアルな体験的な概念として意識させるか、ということであり、指示や指導(支援)の難しさだな。注意していないと流れていってしまうことばを、どのようにしたら選手達の心中に留めておけるか、これがボクの問題意識かな。
 といっても、これはボクの一人よがりであり、どんな形であれ選手達が一回りも二回りも大きくなる経験ができたことは大きかった、と思う。3人が奇しくもこの経験や学んだことをチームに持って帰って還元したい、と同じことを言っていた。個人の力量では、残念ながら1部上位校とは差があるのは現実だけれど、バレーに対する取り組み方やバレーをどのように考えるのかといった意識レベルでのチーム改革が期待できそうかな?東日本インカレを経て、秋にはひと味違ったチームになって見せますよ!

 出張先で買い求めた有名な壺プリン!伊丹空港でも買えるので、機会があれば是非!



2019年5月28日火曜日

東日本インカレ 抽選結果

 今年度の東日本バレーボール大学選手権は、久しぶりに北海道が会場で、6月25日(火)~30日(日)まで開催される。昨日、明治大学で抽選会があり、その結果が届いたのでお知らせする。
  北海道からは、男子は1部6チームに加えて、星槎道都大学さん、北海道科学大学さん、小樽商科大学さんの合計9チームが、女子は同じく1部6チームに加えて、札幌大谷大学さん、北海学園大学さん、北海道武蔵女子短期大学さんのあわせて9チームが参戦する。北星の女子部は、参加資格の一つであるC級審判員の帯同がかなわず残念ながら不参加である。

 26日からグループ戦が始まり、4チームのうち上位3チームが27日からのトーナメント戦に進出することになっている。北星学園大学男子バレー部は、筑波大学さん、慶應義塾大学さん、桜美林大学さんといずれも関東1部2部のチームと同じグループとなった(よりによって関東ばかりとは..)。初戦が慶應義塾大学さんで、勝てばトーナメント進出、負ければ筑波大学さんと桜美林大学さんとのゲームで敗者となった大学さんとトーナメント進出の最後の枠をかけることになる。会場は北ガスアリーナ46(https://www.shsf.jp/chuo-g)
  桜美林大学さんとは、北星がはじめて全日本インカレに出場した時に1回戦で対戦したことがあるな。負けたけど、良い勉強になった試合で良く憶えている。また、前回北海道で東日本インカレを開催した時は、1回戦で確か産業能率大学さんだったか(記憶が定かではない)と対戦して、フルセットの第3セットをチェンジコートポイントを8点か7点差をつけて取ったにもかかわらず、そこからジュースに持ち込まれ逆転負けしたことがある。コートサイドに立ちながら、今日は全国大会での初めての勝利!次の早稲田大学さんとの試合をどうするか、などと不埒なことを考えていたら大逆転をくらったのだった!現代バレーでは7点ぐらいの差ではセーフティリードではない!とつくづく思わされた貴重なゲームだった。
 さて、今回の東日本、どんな勉強をさせてくれるかな。楽しみながら、北星らしい笑顔でゲームの臨もう!

 前回のブログで、今春のリーグ戦の成績を、ボクが監督になってから初めての1部5位と書いたけど、コーチのダイスケから指摘があり、ダイスケ達の代になんどか1部5位にはなったことがあるということだった。言われてみれば確かにそうだったな。誤りでした。


2019年5月19日日曜日

1年ぶりに‥ 再開しました!!

約1年ぶりのブログ再開である。昨年、突然文科省から、バレー部のHPに対する脆弱性を指摘され、HPを閉鎖せざるを得なくなった。その間の説明をどこかでしなければ、と思いつつ大学HPにも掲載することが出来ずにいた。もちろん、すぐの再開を目指していたんだけれど、諸事情あってなかなか納得できるHPができず、監督ブログという形で再開することとした。まぁ、言い訳は色々あるんだけど、まずは監督ブログだけでも再開できたことをよしとしなけりゃね。ひょっとして、ご心配をおかけしたかもしれませんが、またぼちぼち書き綴っていきますので、よろしくお願いする次第です。実を言うと、選手達のツイッターもあるし、監督ブログはもうやめる潮時かな、と思うこともあったのだけれど、この間普段全く接触のなかった方から試合会場で声をかけられて「ブログ、読んでましたよ。どうしたのですか?」とか「家族で見ていました」とか、とても嬉しい声も頂いていました。そんな励ましの後押しもあって、もう少しだけ頑張ってやっていこうかなって考えていますので、どうぞよろしくお願いします。以前のブログでは、アクセスカウンターをつけていなかったので、一体どれだけの方がお目通し頂いているのか自信もなかったのだけれど、こうやって実際に声をかけて頂けるととても感激します。これからは、コメントを頂くと同時に、見かけたらお声かけ頂ければありがたく思います。出来れば、バーゲン会場とかでものを漁っているときではなく、試合会場や町中での落ち着いている時がいいんですけどね。
 再開第1号は、春季リーグ(大滝杯北海道大学男・女バレーボールリーグ)の結果から、監督の独り言を。
 女子部は、2部で4位となり3部2位の教育大学札幌校と対戦した。リーグ戦本番は、当然のことながら男子のゲームがあるので観戦できなかったのだけど、この試合は生観戦させてもらった。結果は残念なことになり、教育大学札幌校さんが2部昇格、北星女子バレー部は3部降格となった。試合終了後の教育大札幌校さんの選手達やスタッフ、応援されていた方々の喜びようをみると、ここまで隠れた努力を積み重ねてこられたのだろうな、と思わされた。教育大学札幌校さんは、隣のコートでやっていた男子の入れ替え戦でも、3部から2部昇格を決めていたようで、男女揃ってのアベック2部昇格となったようだった。嬉しいことでしょう。
 ゲームの方は一進一退の攻防だったのだけれど、フルセットの第3セットにチェンジコートをとる(13点)までは北星がリードしていた。その後、連続失点してしまい、最後は押し切られた感じかな。女子部の試合を今シーズン始めてじっくり見させてもらったけど、なんとなく不安に感じていたところがゲームでは結果を左右する綻びになっていたように思う。厳しい現実だけど、秋には巻き返したいものです。

   一方の男子部は、オフから色々あったんだけれど、結果は1部残留という目標通り、しかも1部5位というおそらくボクが監督になって一番良い成績おえることができた。このチームは、4年生がごっそり抜けて(1人主力は残ってくれた。彼の存在は滅茶苦茶大きかった!言葉に表せない位感謝している)、けが人もおり、新1年生次第では満足なチーム作りが出来ないのではないか、と心配していた。なんとか5人の入部があり、そのうち3人をスタメンで使わざるを得ないという、とても苦しいスタートだった。そのため、チーム作りは例年より遅れていて、春の練習ゲームなどは全く勝てなかった。しかし、1年生の頑張りもあり、段々とチームとしてフィットしてきてのリーグ戦だった。ボクも最初の岩見沢ラウンドの3試合は、体調が優れずベンチ入りどころか岩見沢 にも行けず、自宅でおとなしくしていた。しかし、監督が口を出さなくても今年のチームは選手達がキャプテン中心に自主的に考えていた。日頃から考えること、をとても大切にしているつもりなんだけど、今年のチームは本当によく考えてくれる!リーグ戦の結果は0勝5敗で6位だったんだけど、試合を重ねるごとにチームの調子は上向きとなり、順位決定リーグを迎えることとなった。2部からは、星槎道都大学さんと北海道科学大学さんが進出してきたのだが、いずれも練習ゲームとかでは分が悪い相手だった。結果は2試合とも3-1で勝たせてもらったんだけど、準備期間でのリクルーティングとアナライジングが功を奏したように思う。ゲームごとにローテーションを変えてみたり、本当に良く考えていたように思うな、このチームなら監督はいらないかも!?それに比べて、3試合目となる北海道大学戦はいろんな意味で難しいゲームだった。この試合の前のゲームで、星槎道都大学さんが北海道科学大学さんに3-0のストレートで勝利したので、自動的に北星の1部残留が決まっていた。一方北海道大学さんは、ここで負けると3校が1勝2敗で並ぶこととなり、セット率によって残りの1部チームがきまる展開だった。キャプテンもボクも、しっかりモチベーションを保ってゲームに臨むように言っていたんだけど、難しかったな、結果的に。2セットを連取された後に3セット目を取れたので、セット率で北星が5位、北海道大学さんが6位 となった。リーグ戦も順位決定リーグも北海道大学さんには勝てていないのに、5位はちょっと居心地も良くないけど、今回ばかりはいろんなアクシデントを乗り越えてきた選手達へのご褒美ということだろう。秋リーグでまた勝負になるよう、精進します!