2019年12月21日土曜日

年の瀬に思う「ワンチーム」

 なんだかんだで、12月もクリスマス近くになってきてしまった!大学も、年内の授業は来週の月・火を残すだけとなった。今年も残すところわずかとなりましたが、皆さんの2019年はどのような1年だったのでしょうか。

 先日の公募推薦入試、無事に合格発表まで終えたんだけど、やはり依然としてバレー部への入部希望者の噂は聞こえてこない。一般入試に期待するしかないのかもなぁ。もしもこのブログを読んでいる公募推薦合格の高校生バレーボーラーがいたら、ボクのところまで是非連絡して欲しいな。 tajitsuアットマークhokusei.ac.jp 学生生活のことやら色々とアドバイスできるかもしれないよ。

  バレーボールネタがほとんどないので、バレーの次にお気に入りのラグビーネタを少々。ワールドカップで盛り上がったラグビー界だけど、今年の流行語大賞にも選ばれた「ワンチーム」について考えている。チームワークとかチームの結束とかの意味で最近気安く使われているような気がするんだけど、その風潮には少し疑問を感じている。なんでもかんでも「ワンチーム」というフレーズにすることで問題が解決していくかのような誤解を与えているのではなかろうか?ボクが思うに、「ワンチーム」は結果論として使う言葉ではないか、と思っている。簡単に口先だけで「ワンチーム」になれるはずがなく、厳しい練習や時には反目し合ったりケンカもしたりしながら、場合によってはゲームの直前までもめていたとしても、ゲームに勝利することで結果的に「ワンチーム」と言うことができるのではないだろうか。今回のラグビーワールドカップも、ベスト8まで進出しある程度の成績を収めたからこそ、結果論として「ワンチーム」であった、と言えたのだと思う。大変失礼なので、あらかじめ謝っておくけれど、もし今回のJAPANが予選プールで1勝もできずに敗退していたとしたら、これだけ「ワンチーム」がもてはやされただろうか。誤解のないようにして欲しいのだけれど、今回のJAPANは、勝っても負けても「ワンチーム」だったことには変わりはないと思う。ただ、一般人には勝利してこその「ワンチーム」と映ったのではないだろうか?リーチ主将が言いたかったことは、勝てたから「ワンチーム」でもあったのだけれど、仮に負けてもそこまでの苦しいプロセスを共にしたチームだから「ワンチーム」だ、ということではないのかな、と勝手に推測している。
 強豪チームではないけれど、北星学園大学のバレー部にずっとかかわってきて思うことは、勝てばもちろん胸を張って「ワンチーム」なんだけど、負けてもやっぱり「ワンチーム」なんだろうな、と思う。特に4年生が最後の公式戦で、負けても勝っても泣いているような場面に出くわすとね。

 恩着せがましく上から目線で「ワンチームで!」と言われるとなぜだか???と感じてしまうのは年を取ったせいなのかな。仕方ないね、来年は還暦だからね。

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