2019年5月28日火曜日

東日本インカレ 抽選結果

 今年度の東日本バレーボール大学選手権は、久しぶりに北海道が会場で、6月25日(火)~30日(日)まで開催される。昨日、明治大学で抽選会があり、その結果が届いたのでお知らせする。
  北海道からは、男子は1部6チームに加えて、星槎道都大学さん、北海道科学大学さん、小樽商科大学さんの合計9チームが、女子は同じく1部6チームに加えて、札幌大谷大学さん、北海学園大学さん、北海道武蔵女子短期大学さんのあわせて9チームが参戦する。北星の女子部は、参加資格の一つであるC級審判員の帯同がかなわず残念ながら不参加である。

 26日からグループ戦が始まり、4チームのうち上位3チームが27日からのトーナメント戦に進出することになっている。北星学園大学男子バレー部は、筑波大学さん、慶應義塾大学さん、桜美林大学さんといずれも関東1部2部のチームと同じグループとなった(よりによって関東ばかりとは..)。初戦が慶應義塾大学さんで、勝てばトーナメント進出、負ければ筑波大学さんと桜美林大学さんとのゲームで敗者となった大学さんとトーナメント進出の最後の枠をかけることになる。会場は北ガスアリーナ46(https://www.shsf.jp/chuo-g)
  桜美林大学さんとは、北星がはじめて全日本インカレに出場した時に1回戦で対戦したことがあるな。負けたけど、良い勉強になった試合で良く憶えている。また、前回北海道で東日本インカレを開催した時は、1回戦で確か産業能率大学さんだったか(記憶が定かではない)と対戦して、フルセットの第3セットをチェンジコートポイントを8点か7点差をつけて取ったにもかかわらず、そこからジュースに持ち込まれ逆転負けしたことがある。コートサイドに立ちながら、今日は全国大会での初めての勝利!次の早稲田大学さんとの試合をどうするか、などと不埒なことを考えていたら大逆転をくらったのだった!現代バレーでは7点ぐらいの差ではセーフティリードではない!とつくづく思わされた貴重なゲームだった。
 さて、今回の東日本、どんな勉強をさせてくれるかな。楽しみながら、北星らしい笑顔でゲームの臨もう!

 前回のブログで、今春のリーグ戦の成績を、ボクが監督になってから初めての1部5位と書いたけど、コーチのダイスケから指摘があり、ダイスケ達の代になんどか1部5位にはなったことがあるということだった。言われてみれば確かにそうだったな。誤りでした。


2019年5月19日日曜日

1年ぶりに‥ 再開しました!!

約1年ぶりのブログ再開である。昨年、突然文科省から、バレー部のHPに対する脆弱性を指摘され、HPを閉鎖せざるを得なくなった。その間の説明をどこかでしなければ、と思いつつ大学HPにも掲載することが出来ずにいた。もちろん、すぐの再開を目指していたんだけれど、諸事情あってなかなか納得できるHPができず、監督ブログという形で再開することとした。まぁ、言い訳は色々あるんだけど、まずは監督ブログだけでも再開できたことをよしとしなけりゃね。ひょっとして、ご心配をおかけしたかもしれませんが、またぼちぼち書き綴っていきますので、よろしくお願いする次第です。実を言うと、選手達のツイッターもあるし、監督ブログはもうやめる潮時かな、と思うこともあったのだけれど、この間普段全く接触のなかった方から試合会場で声をかけられて「ブログ、読んでましたよ。どうしたのですか?」とか「家族で見ていました」とか、とても嬉しい声も頂いていました。そんな励ましの後押しもあって、もう少しだけ頑張ってやっていこうかなって考えていますので、どうぞよろしくお願いします。以前のブログでは、アクセスカウンターをつけていなかったので、一体どれだけの方がお目通し頂いているのか自信もなかったのだけれど、こうやって実際に声をかけて頂けるととても感激します。これからは、コメントを頂くと同時に、見かけたらお声かけ頂ければありがたく思います。出来れば、バーゲン会場とかでものを漁っているときではなく、試合会場や町中での落ち着いている時がいいんですけどね。
 再開第1号は、春季リーグ(大滝杯北海道大学男・女バレーボールリーグ)の結果から、監督の独り言を。
 女子部は、2部で4位となり3部2位の教育大学札幌校と対戦した。リーグ戦本番は、当然のことながら男子のゲームがあるので観戦できなかったのだけど、この試合は生観戦させてもらった。結果は残念なことになり、教育大学札幌校さんが2部昇格、北星女子バレー部は3部降格となった。試合終了後の教育大札幌校さんの選手達やスタッフ、応援されていた方々の喜びようをみると、ここまで隠れた努力を積み重ねてこられたのだろうな、と思わされた。教育大学札幌校さんは、隣のコートでやっていた男子の入れ替え戦でも、3部から2部昇格を決めていたようで、男女揃ってのアベック2部昇格となったようだった。嬉しいことでしょう。
 ゲームの方は一進一退の攻防だったのだけれど、フルセットの第3セットにチェンジコートをとる(13点)までは北星がリードしていた。その後、連続失点してしまい、最後は押し切られた感じかな。女子部の試合を今シーズン始めてじっくり見させてもらったけど、なんとなく不安に感じていたところがゲームでは結果を左右する綻びになっていたように思う。厳しい現実だけど、秋には巻き返したいものです。

   一方の男子部は、オフから色々あったんだけれど、結果は1部残留という目標通り、しかも1部5位というおそらくボクが監督になって一番良い成績おえることができた。このチームは、4年生がごっそり抜けて(1人主力は残ってくれた。彼の存在は滅茶苦茶大きかった!言葉に表せない位感謝している)、けが人もおり、新1年生次第では満足なチーム作りが出来ないのではないか、と心配していた。なんとか5人の入部があり、そのうち3人をスタメンで使わざるを得ないという、とても苦しいスタートだった。そのため、チーム作りは例年より遅れていて、春の練習ゲームなどは全く勝てなかった。しかし、1年生の頑張りもあり、段々とチームとしてフィットしてきてのリーグ戦だった。ボクも最初の岩見沢ラウンドの3試合は、体調が優れずベンチ入りどころか岩見沢 にも行けず、自宅でおとなしくしていた。しかし、監督が口を出さなくても今年のチームは選手達がキャプテン中心に自主的に考えていた。日頃から考えること、をとても大切にしているつもりなんだけど、今年のチームは本当によく考えてくれる!リーグ戦の結果は0勝5敗で6位だったんだけど、試合を重ねるごとにチームの調子は上向きとなり、順位決定リーグを迎えることとなった。2部からは、星槎道都大学さんと北海道科学大学さんが進出してきたのだが、いずれも練習ゲームとかでは分が悪い相手だった。結果は2試合とも3-1で勝たせてもらったんだけど、準備期間でのリクルーティングとアナライジングが功を奏したように思う。ゲームごとにローテーションを変えてみたり、本当に良く考えていたように思うな、このチームなら監督はいらないかも!?それに比べて、3試合目となる北海道大学戦はいろんな意味で難しいゲームだった。この試合の前のゲームで、星槎道都大学さんが北海道科学大学さんに3-0のストレートで勝利したので、自動的に北星の1部残留が決まっていた。一方北海道大学さんは、ここで負けると3校が1勝2敗で並ぶこととなり、セット率によって残りの1部チームがきまる展開だった。キャプテンもボクも、しっかりモチベーションを保ってゲームに臨むように言っていたんだけど、難しかったな、結果的に。2セットを連取された後に3セット目を取れたので、セット率で北星が5位、北海道大学さんが6位 となった。リーグ戦も順位決定リーグも北海道大学さんには勝てていないのに、5位はちょっと居心地も良くないけど、今回ばかりはいろんなアクシデントを乗り越えてきた選手達へのご褒美ということだろう。秋リーグでまた勝負になるよう、精進します!