2019年7月24日水曜日

 大学HPをご覧になった方はすでにご存じかと思う。

 前回のブログで触れた演舞同好会の2年生男子学生が先週末に天国に旅立った。
集中治療室から一般病室に移ったもののいわゆる脳死状態だったらしい。しかし、演舞の
学生達が、自分たちの演舞(よさこい)の映像をスマホで見せる(聞かせる)と、反応がでたら
しく、ご両親は回復を期待されていたと、人づてに聞いていた。その甲斐なく残念な結末に
なってしまった。昨日は、当該学部の教員達や学生達がバスで出身地の富良野まで出向き
別れの式に出席したという。

 一昨年、我が家で一緒に過ごしていたワンを見送った時、家族を失うとはこんなにも切なく
苦しいものなんだ、と思ったことがある。ワンと人間を比べるのは言語道断であることは重々
承知なんだけど、思うにボクが経験したなんとも言えないあの感覚の何十倍もの哀しみや喪
失感と、今ご両親は向き合っておられる。逃げることは許されず、ただ受け止めるしかできな
ず。そんな胸中をおもうと、やりきれない。ボクと彼とは面識がなかったから、まだいくばくか冷
静にかくことが出来ているけど、これがバレー部員だったら、あるいはバレー部のOBだったら
冷静ではいられないだろうな。

 祈るしかない。

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